ザルツブルクのアドヴェントの歌声
2023年12月1日~12月17日
ザルツブルクのアドヴェントは、「アドヴェントの歌声」なしでは語ることができません。75年前から、民族音楽や三声合唱、アルプス地方の調べが人々を魅了し、純粋なクリスマス前の雰囲気をもたらします。
ザルツブルク独自のジャンル
1964年に、トービ・ライザー(父)がアドヴェントの歌声を思い付き、新しいジャンルとして生み出しました。ライザーは、音楽家であり、歌手、そして郷土保全家でもあり、当時暖房がきいていない室内でのアドヴェントの歌声や音楽の演奏を行いました。1960年にこのイベントは、当時完成したばかりの祝祭大劇場に移りました。
祝祭大劇場の看板イベント
祝祭大劇場で行われる上品な謙虚さを伴ったザルツブルクのアドヴェントの歌声は、特別な居心地の良さを醸し出し、毎年38か国から3万6千人もの観客が演奏を聴きにやってきます。この祝祭大劇場のイベントの核となる部分は、古い歌や音楽、アルプスの調べ、伝統行事、そして演出付きの聖書のメッセージなどです。150人以上の音楽家や俳優、羊飼いの子供たちが、アドヴェントの物語を毎年新しい観点から表現します。